トランプ氏による連邦政府高官の解任は、次なる大統領権限をめぐる試練の舞台を整えた

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ワシントン発――最高裁は1か月余り前、連邦取引委員会(FTC)委員の解任に対する保護規定を無効とする判決を下し、大統領の権限を拡大した。これにより、大統領が特定の独立した委員会や委員会の委員を自由に解任できる道が開かれた。.

しかし、最高裁が、こうした当局者を政治的圧力から守るための連邦議会の取り組みの合法性を審理する一方で、トランプ大統領が司法省の弁護士から移民裁判官、FBI捜査官に至るまで、他の多くの連邦職員を解雇しようとしたことに端を発する法的な争いが、連邦裁判所において審理が進められている。.

法学者らによると、これらの訴訟は大統領権限に対する次の試金石となり得るほか、1970年代後半から続いてきた公務員保護制度や、その対象となる連邦職員にとって重大な影響を及ぼす可能性があるという。.

“「大統領の政治的イデオロギーではなく、専門知識、資格、職務実績に基づいて選抜・採用された人材で構成される公務員制度を実現できるかどうかという問題は、現代の行政統治システムの根幹そのものである」と、公務員制度を研究してきたミネソタ大学法学部のニコラス・ベドナー教授はCBSニュースに語った。.

トランプ氏は2期目の就任以来、連邦政府の再編に向けた抜本的な取り組みを進めてきた。行政機関の縮小を含むこの計画の一環として、試用期間中の政府職員2万5000人以上が解雇され、各機関では「人員削減(reductions in force)」と呼ばれる大規模な解雇計画が実施された。.

しかし、その他数百人の公務員――「下級公務員」とみなされる者や一般職員――については、大統領は憲法第2条を根拠に、公務員法で定められた手続きを経ずに彼らを解任しており、これは大統領の行政権の行使であると主張している。 行政府の「下級」職員は、大統領または各省庁の長によって任命されることがあり、通常は、大統領が指名し、上院の承認を経た主要官職者によって監督されている。.

出典:CBSニュース

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